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選挙活動を有利に進めるには?ポスティングチラシ作りの4つのポイント

選挙演説の写真
その活動内容が結果に大きく反映する「選挙」。選挙カーや街頭演説等の活動に加えて、ポスティングチラシ・ビラといった紙面ベースでの活動も重要であると言われています。政治方針・経歴等を丁寧に書き込んでチラシを作っている…という人も多いのではないでしょうか?とは言えチラシはただ「一所懸命に、丁寧に作れば良い」というものではありません。

選挙のチラシも店舗や企業のポスティングチラシと同じく、「見てもらう・読んでもらうための工夫」と「認知度アップのためのテクニック」が必要となってくるのです。「集客効果のあるポスティングチラシ」のテクニックを応用していけば、選挙でも票集め効果の高いチラシを作っていくことができます。ここでは選挙活動を有利に進めていくために知っておきたい、チラシ作りの4つのポイントをご紹介していきましょう。

1.テーマカラーは統一していますか?

チラシ作りを始める前に、確認しておきたいのが「テーマカラー」の統一です。「××さんと言えばこの色」と「この色のポスターだから××さんだ」と認識をしてもらうことで、有権者の認知度を大きくアップさせることができます。またカラーリングによる印象によって、候補者の視覚的な第一印象をイメージアップさせ、「親しみ」「力強さ」「信頼感」といった好印象を持たせることもできるのです。2018年現在の東京都知事である小池百合子氏がテーマカラーに「緑」を用いていたのは有名ですよね。これもカラーリングによる認知度アップを狙ったものであると考えられます。

テーマカラーはポスティングチラシの他、以下のようなグッズに対して使用をします。
・Tシャツ(スタッフTシャツ等)
・ハチマキ
・選挙カーの看板(地色・もしくは文字の色に使用)
・選挙ポスター
・スーツ姿の際のネクタイ、街頭演説の際の衣装の色味 等

カラーリングは必ずしも「この色でなくてはいけない」というものではありません。しかし候補者のイメージに合っている、ターゲットにしたい層に好まれやすい色を選べば、より高い反響を狙うこともできます。

【赤系等が与える色イメージ】
・生命力がある
・情熱的である
・革新的である

【青系統が与える色イメージ】
・知的である
・ルールをきちんと守る
・爽やかである

【緑系統が与える色イメージ】
・自然体である
・やすらげる印象がある
・環境保護的である

【黄色系統が与えるイメージ】
・元気がある
・活発である
・新しさがある

【白系統が与えるイメージ】
・清潔である
・清廉潔白である
・上品さがある

【ピンク系統が与えるイメージ】
・優しさがある
・若々しさがある
・幸福感をもたらす 等

なお同じ色でも、彩度や明度によって印象が大きく変わってくるので要注意です。例えばグリーン系(緑)の場合、彩度を抑えめにすると知的さ・落ち着き等も与えられますが、彩度を挙げると人工的さ・ITっぽさといった印象が強くなります。チラシの紙質によっても色合いは変わって見えますので、刷り上がり見本等をよくチェックしてカラーリングを絞っていきましょう。テーマカラーは、淡い色合いの場合にはチラシのメインカラー(紙面の中で使用量が高い色)として、濃い色合いの場合にはポイントカラー(目立つ箇所に使用する差し色)として使用するのが一般的です。いずれにしても、チラシをひと目見た時に印象に残る箇所にテーマカラーを使用するようにしましょう。

2.笑顔が目に飛び込んでくることが大切く

選挙活動等、政治関連のポスティングチラシで気をつけたいのが「人物画像の表情」です。選挙ポスターの表情については諸説がありますが、現在では「笑顔の表情が最も効果が高い」と言われるようになっています。「真面目さ・積極性等を強調したいのだから、キリリと引き締まった表情が良いのでは?」と思われる方も居るかもしれませんね。しかし気をつけておきたいのが、ポスティングチラシで掴みたい層はそもそもが「浮遊層(浮動票を持つ層)である」という点です。

すでに支持者である人達であれば、真面目でキリッとした表情の画像に対して「信頼できる、しっかりしている」といった好印象を持ってくれることもあるでしょう。しかし「初めて候補者の顔を眺める」という人の場合にはどうでしょうか?初めて人と遭うときに、相手がむっつりとした顔でこちらを見ている場合、緊張感を持ってしまう人の方が多いですよね。「怖い」「親しめない」と感じてしまう人もいるはずです。人間はその人に対する印象を「顔を見た最初の3秒」で決めてしまうと言われています。チラシの写真画像を見た最初の時点で「気難しそうだ」「近寄りがたい」といったイメージを持たれてしまう可能性が高い画像を使うのはあまり効果的とは言えません。

ポスティングチラシでは、チラシを手にした人に向かって笑顔が向けられているような画像を使うのが最も良い方法と言えます。この時、視線が必ず「チラシを持つ人の側」に向いていることが大切。表情の作り方・画像の明るさ等によっても印象は変わりますので、できれば撮影はプロに依頼するのが理想的です。

3.読みやすさを重視する

選挙活動関連のビラやチラシでは、政治方針・現在までの経歴・前職実績等の様々なテキストを盛り込んでいくことになります。しかし「言いたいことがたくさんあるから!」とびっしりとテキストだらけのチラシを作って配る…これはあまり良い方法とは言えません。特に認知度が低い新人の場合には、この方法は逆効果となり得る可能性もあります。

「テキストの量がとにかく多い」という印象の紙面は、手に取った人に「読むのに時間がかかる」と感じさせます。今はじめて会った人の話を長々と聞こうと考える人は、どれほどいるでしょうか?ポスティングチラシを手にした人は、チラシを手にした最初の2~3秒で、そのチラシを読むか読まないかを決めています。読むポイントがわからない、とにかく文章が長いといったチラシでは、中身を読まれずに破棄されてしまう可能性も高いのです。

選挙活動のチラシでは、以下の点を意識するようにしましょう。

テーマは3つまで

選挙方針等のテーマは最大でも3つにまで絞り込みます。できればもう少し絞り込み、メイン方針1つ、サブ方針1つの「2つ」を主軸とするのが理想的です。またメイン方針とサブ方針に関連性があると、より個性が際立って認知度が高まります。子育て、経済、社会関連等等、いくつもの方針を掲げるほどに個性がぼやけ、印象が散漫になりますのでご注意ください。

段落ごとにキャッチコピー・サブコピーを付ける

テキストには段落ごとに内容を簡単にまとめたコピー(見出し)を付け、その部分の文字を大きくしたり、文字色を変えて際立たせます。テキスト内容を全て読み込まなくても、政治方針や実績の大もとを理解させることが大切です。なお、あまり段落を細かく区切りすぎると構成が複雑になり、これも「紙面が読みにくい」と感じさせる一因となります。大段落3つ、その中に中段落が2つ程度あるといったシンプルな構成にするのが理想的です。

表・グラフを活用する

実績等を数値等で表したい場合、数値だけをズラズラと文章で書いても読み手には伝わりにくくなります。経歴は年表スタイルにする、成功した実績をグラフにする等、視覚的にもわかりやすい表現方法を取り入れていきましょう。

箇条書きも取り入れる

全ての文章がビッシリの文章だと、紙面が堅苦しく読みにくい印象になります。まとめられる点等は適宜箇条書きにして、紙面全体に軽やかなリズムを取り入れていきましょう。

過剰な敬語を避ける

「とにかく丁寧に書かなくては」とビジネスメールのような文体を使用する人が居ます。しかし過剰な敬語をチラシのテキストに盛り込むのはNGです。これは一文の長さがムダに長くなり、主語・述語の把握しにくい文章になりやすいため。特に「~させていただく」といった文章を繰り返すと、印象がくどくなります。丁寧語ベースで書き進めるのは基本ですが、過剰にへりくだった文章を作るのは止めましょう。

4.ターゲット層を意識する

最後に忘れてはいけないのが、票集めの基礎となる「ターゲット層」はどこにあるのか?という点です。メインターゲットとなる層に最もウケの良いチラシを作れば、その分だけ票集め効果が大きくなります。「とにかく多くの人から票を集めたいから」という気持ちから「万人受け」を狙う人が居ますが、これは残念ながら有効とは言えません。「万人受け(誰にでも好かれる)」を狙うということは、「誰からも嫌われるポイントを減らす=個性を消す」ということでもあります。チラシ本来の目的である「認知度アップ」という効果が、万人受け狙いでは減ってしまうのです。

例えば候補者が30代新人の場合、やはりメインターゲットとなるのは20代~30代、高くても40代という若年層が主体となりやすいでしょう。同じ30代でも二世候補であれば、年齢層はもう少し上がりますね。女性候補者の場合には、やはり女性層の支持が大切になるところです。この場合にもターゲット年齢はどこにあるのかを考えていく必要があります。ここでは一例として、年齢層による注意ポイントをご紹介していきましょう。

【若年層をターゲットとする場合】
・文章をできるだけ短く区切る(~だが、等と接続詞で文章を繋げない)
・ネット層が主体であるため、横書きスタイルの方が読まれやすい
・視覚的効果が高いので、画像に特に気を使う
・シャープでスッキリ、モダンなデザインが好まれやすい
・親しみが湧くようなポイントを作る

【高齢層をターゲットとする場合】
・新聞のような縦書き構成に親しみを持つ人が多い
・文章が少々堅めでも読んで貰える
・手書き文字を取り入れる等、「手作り感」も好まれやすい
・感動するようなポイントを作る

候補者に共感してくれる層はどこなのか、浮動票を持つ浮遊層の中でもどの世代・どの性別に反響が良さそうかを事前によく吟味し、メインターゲットに好まれやすいチラシを制作していきましょう。

<おわりに>
選挙活動を有利に進めるためのポスティングチラシのポイントはいかがでしたか?ほぼ似通った政治方針・モットー等を掲げている場合でも、上記のようなチラシ作りのコツを意識しているかいないかでチラシによる反響率・反応率は大きく変わってきます。

チラシを読む人が「読みやすい/もっと中身を読みたい」と感じさせるチラシを作るということは、票を持つ人達に対して寄り添う姿勢を見せるということであるとも言えるでしょう。高感度を上げていく重要な要素ですから、ひとつひとつのポイントに気を抜かずに制作を行っていくことが大切です。

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