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駐車場・カーシェアリングの宣伝にGISポスティング!注目される理由と活用事例

カーシェアリングでの乗車手続き
リスティング広告やSNSを使ったWebマーケティング等、年々多様化が進んでいる各業界の宣伝手法。しかし駐車場やカーシェアリング等の業界では、ユーザーの35%近くが「情報入手の方法としてチラシをチェックする」と回答する等、ポスティングチラシが強い集客効果を持ち続けています。中でも最近注目をされているのが、地理情報システム・商圏データを使った「GISポスティング」です。なぜ駐車場やカーシェアリングの宣伝とGISポスティングは相性が良いのでしょうか?ここではその3つの理由と、駐車場・カーシェアリングの宣伝にGISポスティングを使った活用事例について解説していきましょう。

駐車場・カーシェアリングの宣伝にGISポスティングが向いている理由とは?

1.潜在需要層にダイレクトにアピール

マイカーを所持している男女(20代~60代)への消費者アンケート調査によると、「現在利用中の駐車場に不満がある」と回答した率は実に62%以上。現状の駐車場に対し「もっと近場だと良い」「夜は暗い」「車を停めにくい」等の不満があり、「より良い駐車場に変えたい」と思っている層が多いことがわかります。しかしその反面、「実際に新しい駐車場探しをしている」と回答した人は10%未満に留まるという意外な結果も。現状に不満はあるものの、火急の用件ではないため「駐車場探しをつい後回しにしてしまう」という傾向が見られました。

このような「潜在的需要は持つが、情報収集等は未行動」という層に対しては、インターネット宣伝ではあまり高い効果が望めません。登録サイトやリスティング広告等はユーザー側が検索を開始して初めて表示されるものであり、未行動ユーザーに対してのアウトバウンドマーケティングが行えないのです。

その点「ポスティング・チラシ」という宣伝媒体では、情報収集等を開始していないターゲット層・潜在的需要者層にも直接的に宣伝メッセージを届けることができます。各戸のポストに投函されるチラシの視認率は、郵便物との仕分け等による必要性から約98%~99%。ターゲット層の目に飛び込むチラシを作れば、ネット宣伝等ではカバーリングできなかった層にもリーチできるのです。


2.カーシェアリングサービス・スポットの認知度アップ

国立大学にて行われたカーシェアリングについての意識分析調査では、「カーシェアリングについて詳しく知っている/ある程度は知っている」と回答した人は全体の75%以上となり、カーシェアリングの認知度が高まっていることがわかりました。また「カーシェアリングを使ってみたい/機会があれば使いたい」という率にも上昇傾向が見られます。

ところがその反対に「調査対象区域でカーシェアリングサービスが使える」と知っている率はわずか22%。またカーシェアリング企業が行った一般ドライバー向けアンケート調査でも、「近隣のシェアリングスポット・シェアリングステーションを知っている」という人は15%未満という結果に留まりました。カーシェアリングという概念についての認知度は上昇しているものの、実際にサービスや近隣のスポットを「自ら探そうとしている人」はまだ少ないというのが現状です。

ポスティング・チラシであれば、「近場にスポット(ステーション)が出来た」という情報を上記のような層に対しても届けることができます。またカーシェアリングの特徴や強みをわかりやすくまとめたパンフレット等を配布すれば、「カーシェアリングについてまだ知らない層」の興味関心を惹くことも可能。サービスの認知度、施設の認知度という2つの認知度アップを狙うことができるのです。


3.絞り込んだターゲット層に効率的にアプローチ

駐車場やカーシェアリングの宣伝では、駐車場やスポットがある近隣エリアにチラシを配布するのが一般的です。しかしいくら多量にチラシを撒いたとしても、例えば駐車場付きの一戸建てばかり…といったターゲット範囲外が多いエリアに駐車場宣伝を行っていては、良い反応は見込めませんよね。

地理情報システム・商圏データを使用した「GISポスティング」であれば、ターゲット層の占有率が高いエリアを細かく指定したチラシ配布が行なえます。例えば国勢調査データを基に「30代が多いエリア」を抽出したり、「ファミリー層が多いエリア」「単身層が多いエリア」といった家族構成による抽出を行うことも可能。また、不動産データを基に「マンション・アパートが多いエリア」を抽出することもできます。GISポスティングでは複数のセグメントを組み合わせた抽出もできるため、例えば「年収400万円台のファミリー層」といったより細かいターゲットの絞り込みも可能です。駐車場・カーシェアリングの強みに合ったターゲット層に集中的に宣伝を行うことで、配布枚数を抑えながらもチラシ反響率・反応率をアップさせることが期待できます。


駐車場・カーシェアリング宣伝にGISポスティングを使った活用事例

契約駐車場の車両

カーシェアリング月額基本料無料キャンペーンチラシ

【宣伝対象・配布予定チラシの特徴】
  • ・競合他社のステーションが多い立地
  • ・利用者を増やすための3ヶ月分の月額基本料無料キャンペーンを展開
  • ・更に4年間基本料が無料となる学割キャンペーンも開催
  • ・チラシデザイン・サービス説明では若者向けを意識

【ターゲット層想定】
現状では30代~40代の利用者層が多いが、利用率が平均22%台と比較的高く、デートやレジャーにカーシェアを使うことに抵抗感の無い20代の若年層を取り込みたい。マイカーの必要性を感じない単身者層がメインターゲット。近隣エリアの平均年収程度を得ている社会人層を狙うことで、長期利用者の獲得が見込める。

【GISによる抽出・宣伝例】
国勢調査データから、20才~30才未満の男女が多いエリアを抽出。また「一般世帯人数1人」のデータを加えることで、20代の単身者層の占有率が高いエリアを絞り込めます。更に世帯年収推計データで近隣エリアの20代平均年収である「推計年収300万円以上」をプラスすれば、収入に比較的余裕があり、シェアリングの長期的利用が見込める層も獲得しやすくなります。


駐車場のオープン宣伝チラシ

【宣伝対象・配布予定チラシの特徴】
  • ・駐車場立地は住宅地内
  • ・ワゴン車の駐車可能
  • ・夜間用のライト設置
  • ・ゆったりとした設計が特徴
  • ・オープン記念中は礼金無料
  • ・基本料金は近隣エリア平均よりやや高めを設定
  • ・ハイブリッド車用の料金割引あり

【ターゲット層想定】
夜間の安全設計・駐車をしやすい設計等から、駐車場に安全性を求める女性層からの反響が特に大きいと見られる。またワゴン車・ハイブリッド車の利用がしやすいというメリットが、ファミリー層の需要と合致しやすい。「育児・買い物・レジャー等のためにより便利な駐車場を選びたい」というニーズを持つ子どもの居るファミリー層がメインターゲットとなる。

【GISによる抽出・宣伝例】
国勢調査データから、30才以上~50才未満の女性が多いエリアを抽出。更に「一般世帯人数2人~3人以上」「18才未満親族のいる一般世帯数が多いエリア」という要素を加えることで、30代~40代で子どもを持つファミリー層の占有率が高いエリアを抽出できます。更に不動産データによる「共同住宅借家世帯数」の率が高い地域の絞り込みを行えば、自宅駐車場所有ではなく、月極駐車場等の利用率が高い賃貸マンション・アパートに住むターゲット層が多いエリアに対して集中的に宣伝を行うことが可能です。


<おわりに>
ポスティングチラシの反響率・反応率は、チラシデザインやキャッチコピーでも変わってきます。かつては駐車場チラシと言うと単色刷りのシンプルなデザインが主流でしたが、現在では想定したターゲット層に合わせたデザインやキャッチコピーを選んだり、ポスト内で目立つようなフルカラー印刷が選ばれることも多いです。ターゲット層に合わせたチラシ作りと的確な配布エリア抽出を組み合わせれば、チラシ反響率の大幅アップも期待できるでしょう。

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